【総務課係長インタビュー】病院を「支える」縁の下の力持ち 未経験から挑戦、病院ならではのやりがい

医療現場を支える「総務」の仕事は、一般的な企業とは一味違う奥深さがあります。今回は、厚木佐藤病院で長年総務課で勤務する係長に、その魅力とやりがい、そして求める人物像について伺いました。

Q. 厚木佐藤病院の総務課は、どのような役割を担っているのでしょうか?

係長: 総務課は、よく「人・物・金」の管理と言われるように、特に「物」の部分で病院の運営を円滑に進めるための幅広い業務を担っています。具体的には、建物や設備の修繕医療機器や衛生材料、消耗品の管理、さらには近年の災害リスクを踏まえた自然災害対応など多岐にわたります。

Q. 一般的な企業と比べて、病院の総務は特殊だとお聞きしましたが、どのような点がそうお感じになりますか?

係長: 病院という組織自体が特殊だと思います。医師、看護師、リハビリテーション職など、多様な専門職がいて、それぞれと連携・調整していく必要があります。私自身は元々コンピューターや機械系のエンジニアとして働いていたので、最初は戸惑う人もいるかもしれませんが、私は比較的早く慣れました。

Q. 日常的な業務の中で、特に気を遣うことや、やりがいを感じる瞬間はどんな時でしょうか?

係長: 今まで様々な業務を経験してきましたが、特に気を遣うのは医療機器の管理ですね。金額も大きいですし、不具合が出ると患者さんの健康に直結しますから。エレベーターや浄化槽、人工呼吸器や内視鏡など、「動かない」「足りない」といった急な連絡に対応することもあります。

Q. 患者さんと直接関わる機会は少ないのでしょうか?

係長: 確かに直接サービスを提供することはないのですが、実は意外と少なくないですよ。例えば、病室の修繕に行けば、必ず患者さんがいらっしゃいますから。もちろん直接的なサービス提供ではないですが、患者さんの療養環境を整備するという形で貢献しています。

Q. 総務課で新しい方を迎える場合、どのような方に来てほしいですか?

係長: 経験がなくても、一から丁寧に教えていく体制ができています。総務という業務の経験者だと、一般的な企業との業務内容の違いで戸惑うこともあるかもしれませんが、未経験から始める方が、むしろ素直に吸収し、長く活躍できると考えています。体力に自信がある方は大歓迎です。

Q. 残業時間や休日出勤の状況は、求職者にとって気になる点かと思います。いかがでしょうか?

係長: 個人的な感覚ですが、以前勤めていた会社と比べると、残業時間はかなり減っています。病院自体が、早番・日勤・遅番・夜勤といったシフト制が確立されているため、風土として時間管理がしっかりしているという特徴があります。休日出勤が必要な場合もありますが、きちんと手当がつくので安心してください。

Q. 今後の総務課の展望についてお聞かせください。

係長: 今後は、デジタル化を進めていきたいと考えています。私は元々コンピューター系の経験があるので、それを活かしてより効率的な環境を整えたいですね。

【インタビュー後記】
今回、厚木佐藤病院の総務課係長にお話を伺い、病院のバックオフィスがいかに重要であるかを再認識しました。医療機器の管理から施設修繕、さらには災害対応まで、多岐にわたる業務を通じて、医療サービスをバックアップする仕事に、大きなやりがいがあるのだと感じました。
「未経験からでも長く活躍できる」という言葉など、求職者にとって安心できる情報も満載でした。体力に自信があり、病院運営の根幹を支えたいと考える方にとって、厚木佐藤病院の総務課は、自身の可能性を広げられる魅力的な職場だと感じました。

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